首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

OKICAの悪夢

ついにOKICAの運用が始まった。

最悪の展開だ。やはり本土の交通系ICカードとの互換性を持たせないまま、強引に導入されてしまった。

今朝、隣の席の同僚がOKICAを見せてくれた。見るからに安っぽいカード。僕のPASMOの方が百倍信頼感がある。

帰りの県庁前駅。入口手前側にOKICA用の改札機。奥側に従来の改札機。珍しい光景なので写真に撮っておいた。進む道を誤った地点として、歴史に刻まれる一枚となろう。

県内の偏向2紙でも、当該劣悪カードの導入を取り上げていた。沖縄タイムスは全く無批判。全くもってカスだな。そして琉球新報。こちらは「那覇市の女性」の声としてちょっぴり批判的な内容を載せた。

『オキカ』利用始まる

琉球新報 2014/10/20

(略)新システムを利用した那覇市の女性は「東京などどこでもICカードは利用できる。やっと沖縄でも始まり、便利になった。全国共通のカードができればもっといい」と話した。

那覇市の女性の声を借りず、しっかり自紙の意見として批判しろよな、琉球新報よ。全国共通のカードにするべきなのに、このような最悪の結末になったことについて、しっかりと分析して批判すべきところは真っ当に批判してくれよ。ホント頼むよ。

以前の記事で、この劣悪なカードと一括交付金の関係について言及した。今日初めて、実際にいくら一括交付金に負っていたのかを知った。総投資のうちの実に80.0%が一括交付金という名の”泡銭”で賄われていたのだ。ああ、なんという。

IC乗車券“OKICA”モノレールで先行運用開始

RBCニュース 2014/10/20

(略)IC乗車券「OKICA」の導入に伴う設備投資費用は26億2800万円で、このうち21億円で一括交付金が活用されています。

泡銭であるはずがない。これは血税なのだ。そう、日本国民の血と汗である税金21億円が、このカードに消えたのだ。沖縄ではこうやって国民の血税が非効率な投資へと向かう。これを一般的には「ドブにカネを捨てる」行為と呼ぶ。

しかしなぜ、交通系ICカード全国相互利用サービスの枠組みに乗らなかったのだろう。僕は命が惜しい訳ではないがこれ以上深くは首を突っ込まない。後世の歴史家が透徹した眼できちんと検証してくれることを願う。