首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

『プレーンズ2』

最終日、滑り込みで『プレーンズ2』を鑑賞。

CGのレベルの高さに驚愕。アナもマーニーもすごかったけど、いまどきのCG技術はここまで到達しているのか。スケール感とディテールのリアリティが半端ない。ディズニー恐るべし。

燃え落ちる鉄橋のシーンが印象に残っている。これを3Dで見たら、どれだけ感動しただろう。国内では上映がないというのが不思議。どこか1館でもやってくれたら、東京でもどこでも出かけて行くのに。

大満足で映画館を出た。南風原イオンの駐車場に並んでいるクルマが今にもしゃべり出しそうで、思わず苦笑い。
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主人公のダスティにハラハラさせられた。気持ちはよく分かる。

過去の栄光を捨て(ざるを得ず)、レスキュー隊に見習いとして入隊。なじめてもいないのに、部隊長のブレードから「チャンピオン」と半ば皮肉っぽく呼ばれ、面映ゆいダスティ。

一方で自分の実力を過信。部隊長の指示に従わず、自分勝手に振る舞って大失敗。あー、これはダメなパターンだわ。あるある、こういうこと。わかるでー。

しかしこの部隊長、人間(飛行機?)ができている。失敗したダスティを救い、リーダーとして身を呈して守る。彼自身、輝かしい経歴をもちながら事情あってこの世界にやってきた苦労人だった。こういう懐の深いボスがいる組織は強いな。正直、うらやましいで。

スッキリしたのは、園長がビシッと左遷されたこと。出世と保身しか頭になく、部下をいじめまくるあのアメ車は最低だった。国務長官さん、しっかり人(クルマ?)を見てるねー。ぐっジョブやで。

どこぞのクソ銀行の頭取とは大違いだな。出世と保身しか頭になく、部下をいじめまくるあのリスク管理担当、左遷させるどころか○○○に昇進させるんだから。