首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

Entries from 2014-11-01 to 1 month

『Fury』

『Fury』を観た。単なる反戦映画ではない。もちろん戦争賛美でもない。宗教映画というジャンルがあるとすれば、この映画はそれにカテゴライズされるべきだろう。絶体絶命の場面。「バイブル」と呼ばれる男が聖書のある一節をつぶやく。ブラッド・ピットが演…

『Interstellar』

『Interstellar』を観る。これは考えさせられる映画だ。三次元を超える空間を、まだ人類は把握できていないだけなのだ。幽霊現象だけでなく、予知夢とか、デジャヴとか、そういったものをきっと何世代か後では科学的に解明されているのかも。そう考えると、…

『西遊記~はじまりのはじまり~』

『西遊記~はじまりのはじまり~』を観た。いや、これはホントにヤバいでしょう。こんなにも下らない映画があるのか。評価できるのはエンディングに流れたGメン75のテーマだけ。これが流れたとき、あまりのアホらしさに腹を抱えてしまった。もしこの中国映画…

『救いたい』

『救いたい』を観た。ポイント3点。1.麻酔科医のお仕事とその意義についてはとてもよく分かった。大久保病院でのオペで担当してくださった女性の麻酔科医さんには改めて感謝。しかし、ちょっとこのネタへの比重が重すぎるのでは?映画全体としてバランス…

沖縄県知事選挙

沖縄県知事選挙。現職の仲井眞氏が落選。新人で那覇市長の翁長氏が当選。なかなか理解するのが難しい結果ではある。

バッグを修理に

ぶっ壊れたバッグを修理に出した。先日帰省した折、トロリーバッグの底が抜けた。実にあっけなく、ゴムでできたプロテクターがバリバリに破れた。ここのところ、メインのジッパーの調子も悪かった。閉じたものが自然に開いてくる。たぶんYKK製だったら起こり…

『シャトーブリアンからの手紙』

『シャトーブリアンからの手紙』(原題:LA MER A L'AUBE)を観る。ただただ純粋なギィ・モケ少年。一点の曇りもない。その対極に位置するのがヒトラー。姿も声も現さないゆえに底なしの悪を感じさせる。この二極を結ぶ座標軸上に、さまざまな人間がプロット…

壊れたヨーロッパ

「失敗の本質」を読むと、そのまま二の轍を踏んでいると感じるところはある。日本人ではある、しかしむしろドイツ人、あの時代のあのドイツ人に近いような。 (非公開) 「まさか、あなたは」かれが私に言った、「戦争の話をするために、わたしのところへき…

建礼門開門

(非公開)以下wikipedia。いじめ(苛め、虐め、イジメ英: Bullying)とは、「肉体的、精神的、立場的に自分より弱いものを、暴力や差別、いやがらせなどによって一方的に苦しめること」である。嗜虐的関与:内藤朝雄によれば、いじめは相手の肉体的・心理的苦…

京都御所一般公開

毎日拙ブログに来て下さっている方には申し訳ないのですが、相当へこまされてますので更新は後日。

蛤御門

昨日よりさらに書く気力なし。後日更新。

水路閣/癲狂院

書く気力なし。後日更新。

南禅寺山門

哲学の道を南へ一路。永観堂を過ぎ、行き着く先は臨済宗大本山・南禅寺。山門から法堂へと通じるこの参道。抜けるような青い空をバックに、まさに始まったばかりの秋があった。ここからの数週間、それは見事な紅葉の日替わり絵葉書となるのだろう。学生時代…

徳大寺有恒氏、逝去

自動車評論家の徳大寺有恒氏が、2014年11月7日、急性硬膜下血腫のため死去した。享年74歳。名高い『間違いだらけのクルマ選び』。初めて世に出たのは1976年という。僕はまだ小学生。もちろんクルマは大好きだ。父は居間でこの本を熱心に読んでいた。その頃の…

肥後と鹿銀

肥後銀行と鹿児島銀行が統合するというニュース。まずは肥後に相当の危機意識があったと思われる。もはやプライドズタズタ、どん詰まりの状況だったのだろう。もちろん原因はふくおかフィナンシャルグループ(FFG)。福岡県では全く勝ち目なし、お膝元でも昔…

いにしえの京都

俵屋とは、都市の混沌の中に見出される静寂の場である。…略… 俵屋とは、外界の混沌に対峙する内面の静穏の隠喩であるのだ。道は外界である。そして俵屋は、人の探し求める内面の静穏である。そこは、緊張感、凝縮、シンプルさ、形式と調和の完成の上に成り立…

哲学の道を往く

早朝の法然院へ

六盛の思い出

母と京都へ

ゆっくりと朝食を食べ、母とともに京都へ向かう。あいにく天気予報は雨。東本願寺は京都駅の目と鼻の先。七条までは地下道もあるし、まあ大丈夫でしょう。母の歩く負担を考え、JRは新大阪から乗ることにする。混んでいる新快速はパス。快速のボックス席に向…

親友とショートコースへ

お昼すぎから親友のクリニックへ。このところ相当弱っている僕としては、気の置けない人間とどうしても話がしたかった。公私とも多忙を極める彼。それを知りつつ「帰省するのだけど、会う時間がないか?」とメールしたのが2日前。快諾してくれた。感謝だな…