首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

フィートゥがやってくる

台風がやってこない今年の沖縄。

10月になっていよいよ直撃を受けそうな感じになってきた。台風23号、アジア名はフィートゥ(FITOW)。週末に予定していたゴルフも早々と中止を決断。宿敵とカヌチャで2ラウンドしたかったんだけどな。けれど「さすがにこれはゴルフ無理でしょ」とあっさり合意。今回のはすごいぞ。

台風のアジア名、これは沖縄では結構重要。アジア名は米国とアジア各国で構成された台風委員会によって定められたもので、国外では広く使用されている。なぜ沖縄で重要かというと、米軍の進路予報を使うことが多いから。米国海軍のJoint Typhoon Warning Center (JTWC)が米国政府機関向けに作成・発表しているのだが、当該機関のウェブサイトで一般人も自由に見ることができる。一番分かりやすいのが進路予想図。トップページ、FITOWの「TC Warning Graphic」をクリックするとあっさり表示される。表示される時刻は日本標準時より9時間遅れなのでそれだけ注意。

ゴルフでいつもご一緒する海上自衛官さん、「まあ、沖縄周辺の台風なら米軍の予報のほうが当たるよ。」とあっさりおっしゃる。僕も台風が接近するたびに見ているが、何となくそんな気がする。

で、今回のフィートゥ。進路予想は両者ほとんどかわらず。本島を直撃して黄海方面に抜ける。違いは進行速度。米軍予想だと5日9時に本島上陸。気象庁予想だと少し遅れて12時過ぎぐらいかな。はい、いずれにしてもゴルフは絶対無理でした。

バルコニーから見える近所のお宅、屋上に設置したアンテナがグラグラになっている。たぶんフィートゥは軽く吹っ飛ばしてしまうんだろうな。。。