首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

先輩と首里の居酒屋で

家の近くで元同僚の先輩さんと飲んだ。

金曜日の夕方、携帯に電話が。「よかったら今日、一杯どう?」と声をかけてくださった。先輩とのさし飲みはもちろん初めて。夕食の準備はすでに始まっていたけれど、はい、ぜひとも喜んで。

生まれも育ちも首里だそうだ。今もご実家にお住まいで、そのお家はウチのすぐ近所。おそらく一番近くに住む○○○○マンでしょう。

ここぞとばかりに首里の昔話を伺った。環状二号線はごくごく細い道だった。安謝に抜ける道は二本あり、その間にはお風呂屋さんがあったとか。へぇー。

見てのとおり、環状二号線は完全に切り通しの道。昔はこんもりした山だった。保水源たる山がなくなってため、首里でも1、2の豊かな水量を誇った湧水「宝口樋川」はすっかり細ってしまったのだとか。へぇー。

先輩は○○○○プロジェクトで協力してくださった。日本でも最先端、画期的なプロジェクトを完遂できたのは、先輩を含む皆さんのおかげだと感謝している。もうお一人、子会社から参加してくださったメンバーがいるのだが、先日亡くなられたことを初めて知った。この方の存在なくしては、○○○のモデルへの組み込みはなしえなかった。職人肌の素晴らしい方でした。ご冥福を心からお祈りします。

(以下非公開)