首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

植え替え

天気がいいので、懸案だった植え替えを敢行する。

昨年末にもらったクローンコエの子株。日本名は「コダカラソウ」。ベンケイソウ科カランコエ属。マダガスカル原産の「胡蝶の舞」と「子宝弁慶(錣弁慶)」の交配種。

子宝草という名前の由来は、その旺盛な繁殖力から。葉の縁に次から次へと子株が付いていく。それがポトポトと地表に落ちて根付く。

ホンマかいな?と思う増え方だ。育て方を紹介しているサイトには、表現こそ違えど「殖えすぎに注意」とある。

頂いた時は、プッチンプリンの容器に3株。ぐんぐん成長するのですぐに3つに植え分けた。その容器もすでに窮屈に。年が明けて、早くも子株が葉に付き始めた。おお、これは何とも可愛らしい。それにしてもちょっと子供作るの早すぎちゃうか(笑)。

これは植え替えを急がねば。使わずにいた陶器鉢を用意し、さらに100円ショップで大きめのプラスチック鉢も買ってきた。

大きめの段ボールを用意して、土が飛ばないように慎重に作業を開始。

まず鉢穴をネットで塞ぐ。次に軽石。いつもより少し鉢底の軽石を多めに敷く。クローンコエは比較的乾いた土壌を好むためだ。

こういう作業はマメなのだ。鉢の中には常に空気の層がなければならない。新しい水と酸素が入りやすい状態にしてやらないと、植物は綺麗な花を咲かせない。そして最後に、オールマイティなバラ・果樹用の培養土をふっくらとたっぷり盛ってやった。

プリン容器から株もうまく取り出せた。作業中にこぼれ落ちた子株は一旦水を張った小皿に退避。しっかり発根するのを待ってから植えつけることにした。

1時間ほどで順調に鉢植えは完了。寒さに弱いらしく、室温は最低10度ぐらいを保つようにとある。那覇だと余裕だな。