首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

故郷はいいものだ

両親のパソコンのメンテナンス、結局3日がかり。

父親のリクエストだったXPの入った古いマシンからの移行、これはあっさり1日目に完了。

「できればOffce2003もアップデートしたほうがいいんやけど。」というと、「使うのもゴルフコンペの名簿作りぐらいやけどな。」と父。その用途で最新オフィスはもったいない気もするが、プレゼントするからその分長生きしてや。

母親のリクエストは意外と難儀だった。一つ目は、デジカメがすぐにいっぱいになってデータを移すのが面倒だ、という問題。見ると、1枚6メガの最大サイズで撮っていた。これを2メガ程度に再設定。

母親はPCのディスプレイでだけでなく、撮った写真をデジカメ上でも時々眺めたいという。ならば、と大容量32ギガのSDカードを近くの電化店で購入。これで4万枚近くは収録できるでしょう。当面は、カメラ本体さえ失くさないように注意してくれればいい。

二つ目は、PCが遅くて警告がいっぱい出るという問題。かなり重症で、もうクリーンインストールしかないと早々に決断。

データのバックアップに3時間。そしてwindows7を出荷時の状態に戻すのに3時間。まあこれは想定の範囲内。しかし、そこからが苦難の道だった。

windows updateでの更新項目が140あまり。いやはや、時間がかかること、かかること。あまりの遅さに、フリーズしたのではないかと1回目は途中で断念。2回目も失敗。こんなに更新って厄介だったっけか??

昨日は丸一日格闘したものの、結局思い遂げられず。3度目の正直。朝までにできていれば儲けもの、という気持ちで更新をセットして床に就いた。

今朝、スリープ状態のPCを立ち上げた。おお、無事に更新できているじゃないか!結局30時間を費やして、見事に母のPCは蘇った。お母さん、もうこれで怖い警告はでないはずだけど。

これで肩の荷が下りた。父のクルマを借りて、近くの老人ホームで暮らす伯母さんをお見舞いに行く。明日は伯母さんの91歳の誕生日。突然の来訪を喜んでくれた。セルフタイマーで記念写真を撮った。会話があまりに楽しくて、動画で撮って両親に見せた。みんなで大笑いした。

今回の帰省は、なぜだか気持ちが落ち着く。故郷はいいものだ、と初めて実感。

ホント、なぜなのだろうか。不思議だ。