モイーズ解任
モイーズが解任されたとのニュース。来季のChampions League出場への望みが断たれ、6年契約の最初の年に命運が尽きた。
こうなるのは見えていた。「今期4位に入れなければ辞任を余儀なくされるんやないかな。」とブログに書いたのが昨年の9月24日。まあ簡単な予想だったな。
こんな上司に仕えたらたまらないな。そう思いながら、毎試合後のコメントを読んでいた。
組織がピークの時点で、大御所たる前任者からバトンを受け取ることになったモイーズには同情の余地もある。昨年のユナイテッドのパフォーマンスは、明らかにポテンシャルの120%だった。
よくあることだ。実力会長からバトンを受け取った凡人頭取なんていうケース。時代遅れのビジネスモデルに固執。「戦略」という言葉をまとった単なる思い付きの指示。情熱なき鞭を打たれ続けた組織、もはや叩くと出るのは埃だけ。