対人力
日経の子会社によるアンケート調査結果を読む。
企業の人事担当者を対象に、新卒社員の出身大学のイメージを調査したらしい。総合評価が最も高かったのは京都大学だった、と。へえ。
- 総合首位の京都大学は「知力・学力」と「独創性」が2位に入るなど、「対人力」以外の項目でほぼ満遍なく得点した。
- 京大出身者を新卒採用した企業からは地頭の良さや論理的な思考力などの高さを評価する声が多かった。
- 「論理的な思考で問題解決をしていく力は不可欠」など課題にぶつかったときの思考力を学生に求める企業は多く、京大の高い評価につながった。
5つの大項目のうち、京大が特に強かったのは「独創性」と「知力・学力」。昔はともかく、今の学生は「しっかりと学業に取り組んでいる」という評価を得ているらしい。学風が変わったのか?
- 独創性
- 個性がある。
- 創造力がある。
- 知力・学力
- 論理的思考ができる。
- 地頭がよい。
- しっかりと学業に取り組んでいる。
- 高い教養を身に付けている。
「行動力」と「専門性」はそこそこ。確かにリーダーシップはないな。主体的に行動するというより、斜に構えて客観的に組織やプロジェクトを眺めるタイプが多いかも。
で、京大出身者が一番弱いのは何か。はい、それは「対人力」です。
いやー、これにはワロタわ。確かに世間一般でいう「コミュ力」は低いな。んで、ストレスにも弱い、と。ええ、よくご存じで。それにしても、「対人力」って言葉、初めて聞いたわ。何とも嫌な語感やな。
- 対人力
- コミュニケーション能力が高い。
- ストレス耐性がある。
- 課外活動に積極的に取り組んでいる。
沖縄で仕事するのであれば、「対人力」さえあればいい。上司に嫌われず、イジメや嫌がらせに耐える能力さえあればいい。
「行動力」と「専門性」なんてそこそこあればいい。あと、この地では「独創性」や「知力・学力」なんて全く必要ない。