首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

ロンドンでの会議

一昨日のエントリーに対し、「FSAのマークがなんか違いますね。」とコメントをもらった。ホンマに細かいとこまで見てますねぇ。

はい、あれは日本の金融庁のマークではありませぬ。イギリスのFinancial Services Authority。そのレセプションで撮った写真。国際会議ではUKFSAと称される組織。ちなみに日本の金融庁はJFSAと呼ばれる。

UKFSAは昨年解体されてしまい、今はもうない。PRA(Prudential Regulation Authority)とFCA(Financial Conduct Authority)に分離。Canary Wharfにあったあのピカピカのビルはどうなったのだろう。調べてみると今はFCAがそのまま入居しているようだ。へえ。

実際のところ、いったい何度行っただろうか、このFSAのオフィスへ。ロンドン出張、僕の常宿はMarble Archのすぐ近くにあった。Canary Wharfまではいつも地下鉄。雨の日はCentral Lineでひと駅乗りBond Streetまで。そこで乗換えてJubilee Lineで20分ほど。

思い出すのは晴れた日。散歩がてらハイドパークを南北に縦断。これがロンドン滞在中は唯一の気晴らしだった。そしてGreen Park駅からJubilee Lineで15分ほど。通勤ラッシュもなくて快適だった。

バーゼル委員会の部会会議、BOE(Bank of England)で開かれることも多かった。この時はCentral Lineでその名もBank駅まで直行。寄り道もせず、会場と宿を往復していたな。

あの頃は実によく働いた。いい思い出だ。