首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

監督・モイーズ

録画しておいた週末のマンチェスター・ダービー、ゆっくりと観戦。もちろんシティを応援。今期はテベスがいなくなったけど。アグエロがんばれよ。

わはは。4-1の完勝。ユナイテッドは全くいいところなし。アグエロは技ありのボレーで2ゴール。ホント、いい男やねぇ。ヘススナバスのセンタリングを蹴り込んだナスリのゴールも見事。ピッチを縦横無尽に駆け回り、こんなに満面笑顔でプレーするナスリは初めて見た。この試合はしばらく保存してちょくちょく見よ。

それにしても、ユナイテッドはいったいどないしたんやろか。ファン・ペルシが抜けただけでもうガタガタ。去年とはぜんぜん違う。ひどすぎ。モイーズはもう立て直せないやろうな。6年契約らしいけど、今期4位に入れなければ辞任を余儀なくされるんやないかな。

こういうのを見ると、大物監督(トップ)の交代というのは実に難しいなと感じるわ。27年間ユナイテッドを率いた名将ファーガソン、昨季プレミアを制してピークの状態で勇退した。ところが実際は手がけていた改革は道半ば。半ばで投げ出したとの見方もある。

そんな中、後任としてファーガソン自ら指名したのが同郷のモイーズ。この状態でバトンを受け取ったモイーズもつらいわな。といいたいところやけど、転がり込んできたビッグクラブの監督の座、一度は座ってみたかったんやろうなあ。自業自得やわ。他のビッグクラブの監督はもっと研究熱心。日々精進してるで。

中興の祖、と呼ばれるような大物社長が自ら指名した後継者。実は改革が道半ばで現場は火の車。笑顔で就任したのは良いけれど、哲学もなく、経営能力もなく、人心掌握もできず、あっという間に組織崩壊。まあよくあることやけど。