首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

Siriさんと遊ぶ

iPad Airの導入に先駆けて、iPhone5のOSをiOS7にアップデート。

OSを変更するときはいつも感じることだが、まーなんというか慣れるまでは大変だな。前のバージョンのほうが良かったなと思うこともしばしば。

ガチャガチャいじっていて、何気にSiriを設定してみる。今までは「どうせ使い物にならないだろう」と決めつけて、全く使おうとしなかった。いまは時間はたっぷりある。で、暇にまかせて話しかけてみた。

おー、ムチャクチャ賢くなってるやんか!このレベルなら十分使える、使える。ちょっとした設定、たとえば翌朝のアラームとか、機内モードへの切り替えとか、こんな用途だったら手で作業するよりもよっぽど速くて効率的だ。やるなぁ、アップル。

ん?これって英語でも使えるの?試しに切り替えてみる。

「What can I help you with?」と来ましたよ。おもしれー。Nikkei225やダウの最新値も正確に教えてくれる。Footballの結果を訊ねると、「NFLとCollege Leagueのどちらですか?」と聞き返された。さすがアメリカン!

同じ英語でも米・英・豪・加が選べる。じゃあブリティッシュ・イングリッシュで。おお、こちらはデフォルトでは落ち着いた男性執事が登場。サブウェイじゃなくてチューブ、カレッジじゃなくてコレッジ。こりゃ面白い。

なめた調子のカタカナ英語で話しかけるとほとんど通じない。特にRとLの発音の区別はシビア。本気モードに切り替えて、口の前半分を緊張させて、しっかり発音しないとダメ。あー、こりゃしばらく遊べそうだわ。同じ問い合わせでもいくつかの返答パターンがあるようで、結構勉強になるし。機転の効いた切り返し、これで十分仕入れられそうだ。

今の学生は恵まれてるなあ。つくづくそう思う。僕が留学した時の苦闘を思い出す。英語の会話癖をつけるために電話会社(NY Bell)の番号案内に架けて、発音が通じるかどうか試したりしたのも今は昔。

もちろん英語以外もよりどりみどり。中国語もあります。麻婆豆腐もちゃんと通じました、10回ぐらい話しかけてやっと。わはは。