首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

髪を切る

久茂地のヘアサロンへ。

髪は2か月周期で切っていたのだが、今回は一か月遅れ。やっぱり久茂地まで出かけていくのは面倒といえば面倒。それまではすぐ近く。家からドライバーで届く距離だったので、つい億劫になってしまう。

前日に電話し、いつもお願いするスタイリスト・Nさんを予約。ゆいれーるに乗って出かける。予約時間まで、パレットくもじの「ねこ展」を偵察。

店は思ったより空いていた。奥からNさん登場。「お久しぶりです」と挨拶しながら席に着いた。

「ほんと、久しぶりですよ!心配しましたよ。」確かにいつもより3週間ほど間隔が開いたけれど。すみませ~ん。

「前回、もらった宿題を考えていたんですよ。」とNさん。ん?宿題?

ああ、思い出したぞ。前回切ったとき、次はもっと短くしてください、と予告したんだっけ。別れ際、Nさんは「じゃあ刈り上げにチャレンジしてみましょうか。考えておきます。」と言っていた。

「刈り上げは今回は見送り。次回にしようと思います。」とNさん。男性用のスタイルブックを持ってきて、「襟足はこんな感じで。サイドはこんな感じで。」と付箋の付いたページをめくっていく。え?その付箋は今、付けたんですか?

「いえいえ、前回帰られてからどうしようかと考えて、年末によしこれを提案しよう、と決めたんですよ。」

刈り上げはやっぱり相当イメージが変わるので、一回は過渡期としてその中間ぐらいの長さにしてみた方がいい。あと、あまりに短いと白髪がすぐに目立ち始めるので、その対策という意味もある。それが理由だとNさんは言った。

「うわあ、ありがとう。ぜひそれでお願いします。」ホントにこの人はプロだわ。少しぐらい遠くても、少しぐらい高くてもぜひ、と思ってしまう。別にこの歳だし、ましてや人に会うような日々を送っている訳ではないのだけれど。

これからもお世話になります!

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せっかく久茂地に来たから、うまいものでも食べて帰ろうか。以前から狙っていた近江牛の店でひとり焼肉。

うーん、いまいちやなぁ。赤身はいいんだが、ホルモンは全然アカンわ。楽しみにしてたのに。

ああ、もう美味いホルモンを僕は食べられへんのかあ。うう。。