首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

オープンキャンパス/OIST

恩納村沖縄科学技術大学院大学(OIST)へ。

年に1度だけ催されるOISTのオープンキャンパス。めったにない機会なので、遠路はるばる出かけることにした。

メインキャンパスは南恩納バイバス沿いにある。前を通過した回数は数えられないほどだが、その塀は高かった。社会科学ならともかく、自然科学の専門大学院にはさすがに訪問する理由がない。
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まあそれはそれはスゴイ施設だった。いいですね、こんな環境でお給料もらって研究三昧の生活なんて。

研究者が「科学者とは何か?」を説明してくれるコーナーがあった。例の論文騒動のさなか、なかなか刺激的なテーマだ。

「サイエンティストにプロとアマがあるのですか?」と質問した。「プロとアマはあります。プロはお金をもらって研究する人、アマはお金をもらわないで研究する人です。」という回答だった。

なんか納得いかなかったが、それ以上聞くのも野暮なので、「有難うございました。」といってそそくさ退散した。