首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

神戸の妹宅へ

神戸の妹宅へ行く。

転居したとは聞いていた。けれど新しいお家を訪ねるのは今回が初めて。僕もなんだか余裕がなかったし。

神戸市内、東灘区内の引越しだったようだが、いざ来てみると雰囲気がずいぶんと違うのに驚く。以前は阪神沿線。国道沿いの庶民的な中層マンションに住んでいたのだが。

今回は阪急沿線。しかも岡本駅のさらに山手側というのだからすごい。その落ち着いた佇まいたるや、さすがは関西を代表する高級住宅街だ。こんな街に住めるとは、正直うらやましい限り。

旦那さんのお店はとても繁盛している。こんないい環境の住宅街に居を構えることができて、子供たちを名門の小学校に通わせられるというのは、兄としてとても誇らしいことだと思う。

想像以上の盛況ゆえ、家族としてはいろいろと悩みもあると聞いた。それもそれとして受け止め、ある種の制約は制約として、その範囲でできる限り幸せな家庭を築いていってほしい。そんな話をした。

妹と2人のおいっこと、近くの四川料理を出す評判の店に行った。ご主人は妹の旦那の店にもちょくちょく顔をだすお友達らしく、ドリンクをサービスして下さった。初めての訪問なのにご相伴に預かれて、ちょっとばかし鼻が高い。みな頑張っているのだな。

それぞれ一品づつ注文し、オナカいっぱい食べた。二人が通っている小学校に立ち寄って、ちょこちょこ写真を撮りながらお家に戻った。

おいっことWiiの勝負をして、あっさり惨敗した。妹の入れてくれた美味いコーヒーをゆっくり飲んでから、ちょっと早めに失礼することした。

帰りは地下鉄をナンバで降りて、高島屋に立ち寄った。地下のお菓子売り場で「母の日」のケーキを買った。