首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

8ミリフィルムのダビング

父親が撮りためていた大量の8ミリフィルム。DVDに変換ダビングしてもらった。

前回の帰省の際、大き目の段ボールに詰めて沖縄に持ち帰った。全87本のフィルムを時系列でナンバリング。富士フィルムの「8ミリフィルムのDVDダビングサービス」に見積もりを依頼した。

宅急便でフィルムリールを送付したのが7月26日。先週末、丁寧に梱包されて戻ってきた。こんなに早く届くとは。

87本ものフィルムリール、6枚のDVDディスクにコンパクトにまとめられた。総収録時間はなんと約10時間。テレビ東京の年末時代劇にも使えるかも。さっそく再生してみる。

おお、これはなんと美しい。ディスプレイに近鉄電車独特の赤茶色が鮮やかに映し出された。手を振る3歳の僕。

約40年の時を経ているとは思えない。しかも空調設備もない実家の納屋に、段ボール箱に入れて保存されていたというのに。さすがは本家、富士フィルムの作業は完璧だった。97,200円分の価値は十分にある。

すぐに両親にメールを書いた。「すばらしい出来栄えです。お父さんの愛情がこれで永遠に残りますよ。」しっかり丁寧に箱詰めし、宅急便で大阪に転送しておいた。どうぞお楽しみください。二人でゆっくりとお茶でも飲みながら。

そうだ、ダビングしたディスクは妹にもプレゼントしてやろう。