御嶽山での惨事。
亡くなられた方の数が時間を追うごとに増えていく。山を愛する者の一人として、胸が締め付けられる。
不謹慎と思いつつ感じるのは、自然を前にした人間の小ささだ。自分自身、奥穂高で滑落事故を起こし、死の淵を見た経験を持つ。それゆえ、改めてそのように思うのだ。
御嶽山は僕にとって憧れの山だった。いつかは登りたいと思っていた日本を代表する霊山。偉大なる山の神は、その頂きを目指して登って来た者を決して不幸にはしないと信じている。
亡くなられた方のご冥福を心からお祈りします。どうか山の神のご加護がありますよう。