首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

U21韓国戦に思う

夜明け前にクラブへ出発。

朝夕は少し涼しくなってきたように感じる。幌を上げて走るには最高の季節が今年もやって来た。

今日はクラブチャンピオンシップ2日目。クラチャンで使用するのはチャンピオンティ。いわゆる「黒ティ」だ。バックティ(青)のさらに後ろ。我がクラブでは黒ティをこの試合でだけ使う。ミドルホールでの2オンは僕には基本的に不可能だ。

思えばこの半年、バックティからのラウンドがほとんどだった。スコアを集計すると悲惨で、正直泣きたくなる。けれどこれが僕の実力。バックティで回ってスコアがガクッと落ちるというのは、付け焼刃のゴルフであることに他ならない。

バックティでもいままでと同じスコアで回りたい。これが今後1年の目標。使用頻度が激減した得意の8番アイアンをもっと使えるよう、基本から学び直す。
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帰宅後、アジア大会「日本-韓国」戦を観戦。

U21の試合、この世代のをライブで見るのは実は初めて。手倉森監督が面白い試合をしているというのは記事では読んでいた。日韓戦となればこれは観るしかないでしょう。

日本はU21。今大会はオリンピックまでの通過点と位置づけている。一方の韓国はU23オーバーエイジ枠。開催国のプライド、そして国威発揚。金メダルを狙うべく、兵役免除の人参までぶら下げた。

ともかく、圧倒的な実力差だった。例えるなら、BMWの3シリーズとメルセデスのSクラス。2歳の年齢差とオーバーエージの選手の存在は、明らかなクラス差を感じさせた。

日本の細かいパス回し、自陣ゴール前での敏捷性。スムースに高回転まで吹きあがり、スッと回頭する3シリーズのようだった。片や、韓国の力強いドリブルでの持ち上がり、相手ゴール前での分厚い攻撃。踏めば無尽蔵に湧き出てくるトルクと、追い越し車線での嫌らしいまでの威圧を誇るSシリーズを思い起こさせた。

クラス差を言い訳にしたくはない。けれどやっぱり強いな、韓国。悔しいけれどもそれは認めざるを得ない。出場した日本選手たちは素晴らしい経験を積んだんじゃないだろうか。この悔しさがあれば、オリンピック予選で韓国と激突した際、絶対に負けることはないだろう。そう信じたいのだが。

いやー、それにしても悔しい。次のA代表戦は血の雨が降るな。