『RUNNER RUNNER』

サザンプレックスで『RUNNER RUNNER』。カジノの映画は見ておかねば。

ギャンブルの類に全く興味がない。常に期待値と分散をイメージしながらリスク回避的に行動をする僕にとって、この主人公の行動には共感できる。イカサマを見抜き、コスタリカまで文句を言いに行くのもよく分かる。

ただし、共感できるのはそこまで。後半、賄賂や裏ルートを駆使して脱出を図るところ、そして最後にプリンストンではなくギャンブルの世界を彼は選ぶところ。これって本当に実話なのか？ありえないだろ。

うーん、もしかすると結局は「父親の血」ということなのか。嗜好や志向や思考は先天的に決まっているということなのか。だとすると何とも恐ろしいことだ。ゾッとする。
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主人公をしつこく追い回すFBI捜査官のコンプレックス、これが興味深い。「プリンストンは嫌いなんだよ。俺は所詮ラトガースだから。」

いやいや、ラトガースは名門でしょう。確かフリードマンの出身校だったはず。US Newsの世界大学ランキングでは53位。ちなみにプリンストンは13位、京大は60位。