『Open Windows』
『ブラック・ハッカー』(原題:OPEN WINDOWS)を観る。
スペイン人の監督がハリウッドで撮ったとか。なんだか冒頭から異質な雰囲気。注意してストーリーを追わないと振り落とされそう。
斬新な画面だ。監視カメラの映像、PCのディスプレイ。こんな作品ってこれまでにあったのだろうか。これこそ、インターネット時代の映画。
原題のほうがしっくりくる。無実の人間がハッキングされてエライ目にあう、という中身ではない。いかにもヤバいリンクをクリックして、自業自得の泥沼に入っていく、という感じだ。
アイドルの追っかけオタクは古今東西を問わず怖ろしい、ということ。カネや恨みという動機ではない分、彼らの執着の深さは想像を絶する。主人公を演じるイライジャ・ウッドのオタク度全開っぷりがいい。ああストーカーは怖ろしや。
あと、ヒロインのサーシャ・グレイ。このエロさは一体全体どういうことだ。聞くに全米No.1のポルノ女優だとか。世界は広い。