『娚の一生』
ミハマで時間潰し。『娚の一生』を観る。
ん?これは少女マンガの世界か?と思ったら本当に原作はマンガだった。なるほど。
まさに女性コミック。こんな男性は世の中に存在しませんから。トヨエツと向井理があなたを奪い合う、そんなことあり得ませんから。
確かにこういう境遇の女性は実在する。新手のお姫様願望。そしてエイクラナナに自己投影してカタルシスを得る。これが映画の素晴らしさですな。どんどんおやんなさい。
必要以上に「トヨエツ教授はモテます」という演出は不要。ラブレターの束を見せなくてもカッコよさは十分伝わるのに。こういう「他人の評価」が女性には重要なのかね。
足の指ペロペロ、僕には気色悪いとしか思えなかった。女性はこういうのに憧れるのか?全く理解不能ですわ。
あと、豊川悦司の関西弁ってなんか変じゃないか。「春を背負って」でも違和感を感じた。この人、本当に関西出身なのか?
最初はなんだかイライラしたけれど、途中から流れに乗れた。最後は気分よく出口に向かえた。