首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

本棚問題への取り組み

懸案を一つ一つ、ゆっくりと片付いていく。

大きな課題がリビングと書斎の本棚。天井の高さまで一面を使い、平積みにしている本を納めたい。何をどうやって設置しようかとずっと思案していた。すでに数年が経過。

東京で愛用していたのがヨドコウのつっぱり型スチール本棚。Aラックという名のこの商品、天井まできっちりと壁を埋めることができ、見た目がとてもよい。しかもリーズナブルだった。そのまま分解して当地に運び、今も現役として使用している。

残念なことにこのAラック、ずいぶん前に製造中止になったらしい。最高の本棚なのにねぇ。少し前、ヨドコウの経営が傾いた時期があったと記憶しているが、その時にばっさり切り捨てられてしまったのだろうか。それとも導入されたPL法のあおり、設置ミスしたアホな輩の部屋で何か起きてクレームでもつけてきたのだろうか。

いずれにしてもAラック以外の手段を探さねば。親友はDIY派、休みの日に本棚を自作したといっていた。なるほど、自分で作るという手もあるのだな。ネットでも自作体験談はあふれている。自慢げに載せられた写真は確かに壮観だ。

工作の類は苦手ではない。むしろ得意かとも思う。しかし壁までの本棚、構造は単純でもサイズがデカくて決して甘くないぞという感じ。しかもこれ、結構カネがかかるぞ。これだけのために電気工具を買い揃えるかねぇ。

今日、実際にホームセンターに行ってみた。化粧板の大きさと価格を目の当たりにして腰が引けた。こんなにデカイのか。しかも思ったよりもずっと高い。

あっさりと撤退を決定。できなくはないだろうけど。