首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

投信の解約

本日、投資信託を解約した。

生まれて初めて購入した投信だった。日経平均のインデックス。2000年の夏のこと。

日経平均が最高値を6年ぶりに更新した今日、売却を決心。どうしてもこの投信だけはプラスの状態で売却したかった。これが合理的だったかどうかはわからない。たぶん違うと思う。でも、とにかく今日はそういう気分になった。

朝は目覚めてすぐFOMCの結果を確かめる。テーパリングを実施するという速報。ああ、いよいよきたか。で、どちらに動いた? CMEを確認。先物は15,900円という高値で帰ってきた。なるほど。NY市場は好感したのだ。Fedあっぱれだな。

お昼に一度、コールセンターに電話。昨日時点の評価額を確認する。プラスになりそうだ。

午後に入ってもほとんど値動きなし。14時30分に決心する。ところがコールセンターへの電話がつながらない。3回、4回かけてもダメ。なぜだか急に焦り出す。携帯でかけてみる。あっさりつながり、ホッとする。

「解約します。全部。」オペレーターにそう告げた。感慨深い。今までの取引を口頭で教えてもらった。取引額の合計も、購入単価も、なんだか計算が合わないが、まあそれはよい。ともかく13年という年月は重いものがある。ああ、長い長い道のりだった。

資金の振り込み日までの流れについて説明を受けて、すべてが終了。「長い間、お世話になりました。」という言葉がつい口を衝いて出た。