ドゥラメンテ骨折

ドゥラメンテ骨折というニュース。

「２冠馬ドゥラメンテが骨折」

• この春、皐月賞、日本ダービーの２冠を制したドゥラメンテは、放牧先で両前橈骨遠位端骨折が判明。骨片摘出手術を施し、しばらく休養することになった。全治６カ月の診断で、戦列復帰は来年の３～４月頃になる見込み。

競馬ブック（6月27日 12時54分）

橈骨遠位端骨折とな。僕が折ったのと全く同じ場所じゃないか。しかも両方の前足。僕は左だけでもつらかったのに。

残酷ではあるが、もう元には戻らない。これは自分の経験だ。

最先端の医療技術と精力的なリハビリテーション。これらをもってすれば、機能的には十分回復するだろう。問題のない角度で曲げることができる。見た目でも骨折の傷跡はわからないに違いない。

しかし、違和感は残る。必ず残る。元の感覚は絶対に取り戻せない。

もし僕の左手首が昔のように完全に動いたら。そう思うことはある。ピアノだって、ゴルフだって、今現在とは違うものになっていたかもしれない。

まあ情けない言い訳だな。誰だって怪我はする。酷使する場所ならなおさらだ。それを乗り越えてこそ一流。

ドゥラメンテの復活を心待ちに。菊はムリでも、凱旋門にはチャンスがある。