首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

手帳リフィルを買う

ハローワークで月一度の失業認定を受けた後、おもろまちDFSへ。

クリスマスセール30%オフという派手な呼び込み。チラチラといくつかの店を冷やかしてみるが、相変わらずつまらない商品しか並んでいない。30%オフというのもごく一部の商品だけ。大して安くする気もないんだったら、もう少しまともな売れ筋を置いてほしいのだけれど。

沖縄にはここしかヴィトンの店舗はない。大した買い物はしないが、バッグの修理やら小物の買い替えやらで時々出向く。そのためか、何人かのスタッフさんには顔を覚えられ、季節ごとにそれはそれは立派なカタログが届く。もう買わないのにねぇ。恐縮ですわ。

今日は年末恒例のリフィル購入。税込みで6,930円だった。もうちょっと高かったような気がするが。頼んだわけではないが、丁寧にリボン包装してくれた。鮮やかな濃いめのオレンジ。素敵です、ありがとう。

家に帰って数えてみると、これで11冊目だった。丸10年、one decadeが過ぎたということか。手にもってみると、ずっしりとした重みを感じる。何とも感慨深い。。。って、なんだか毎日感慨に耽っているなぁ。何年も安定してリフィルを供給してくれる。これがやっぱり老舗のすごいところだ。

最初のリフィルは出張先のシカゴで買った。ミシガンアベニューの路上店だったが、日本の祝日に対応した版がすぐに出てきた。聞くと、日本版も含めて手帳のリフィルは世界中どこの店でも完全に在庫するようになっているのだとか。こういうことをサラリとシカゴの店員が言える。うん、なかなかカッコイイぞ。

それ以来、リフィルはいろんな国で買うことにした。確かにブエノスアイレスにも、イスタンブールにも日本版リフィルはあった。沖縄に住んでから海外に行く機会がなく、この楽しみは途絶えてしまったが。