首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

ゴルフ&『超高速!参勤交代』

朝からゴルフへ。久しぶりに「第二土曜日の会」に出る。

半年以上出席していなかったこともあり、ちょっと驚かれる。ええ、僕は来ますよ~。気に食わない”提灯持ちのチビ”とは別のパーティになった。そこそこ気分よくラウンドする。

ドライバーは2本持ってきた。やっぱり相性がよいのはシャフトSR、ロフト10.5°だった。軽いドローの、自分でも惚れ惚れするような球筋が自然体で出る。キャディさんからも「いい球ですね」と褒められた。

距離を求めるなら、シャフトS、ロフト9.5°なのだろうが、こちらの安定性は捨てがたいな。ここぞのところでフェードもきちんと打てたし。主戦ドライバーはこれに決定だ。

ちょうどお昼に終えて、風呂に入って帰途につく。途中、「まんぷく食堂」で牛汁そばを食べた。金700円也。
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南風原のサザンプレックスに立ち寄る。県内ではここしか上映してない、『超高速!参勤交代』を見る。

楽しみにしていたのだが、ちょっと期待外れ。「幕府に無理難題をふっかけられた弱小藩、さあたいへん」という構図は僕好みだったのだが。

なんか詰めが甘くて、エグみがなくアッサリしすぎていて、すんなりストーリーに入り込めない。時代劇が好きな人なら大満足かもしれない。僕は全く見ないから、このジャンルのお作法についていけない。

隠密がまあ大量に殺されまくるのだ。僕の職業、これまでも今も隠密チックなことばかりだから、なんだか複雑な気持ちになる。時代劇を見る時に、こんなこと拘ったらアウトなんでしょ?

その隠密を操る悪徳老中。こいつは結局どうなったんだ?詰めが甘くて、スッキリせんわ。地獄の底で苦しむ姿までキッチリ見せてくれや。時代劇を見る人は、こんなこと願ったりしないんでしょ?

一方、観てて気持ちよかったのは、この弱小・湯長谷藩の武士たちが、みなとても武術に練達していたこと。

武士が武術の腕を磨く。この当たり前のことをしっかりとやっている、湯長谷藩士たちの生きざまと心意気がとてもよい。殿さまも刀をぬかせたらめっちゃ強かった。これってやっぱりカッコいいことだと思うな。

実際はなかなかできることじゃない。