応援してるで!長谷部っ!
アジアカップ、がぜん気分が盛り上がってきました。
先日のカタール戦、10人になってからの巻き返しはこれまでの日本とは違う気迫を感じました。
気迫の核となっていたのって、やっぱり長谷部でしょう?相手ボールを奪ってから、そのまま自ら前に切り込んでいく姿には素直に感動しました。しかも終了間際の逆転ゴール、長谷部の冷静な判断で放たれた香川への完璧なパスが起点となっているわけですから、もうただ僕としてはシビレるしかないと。
それにしては大会前の評判、見聞するのはドルトムントで飛ぶ鳥落とす勢いの香川のことばかり。同じブンデスリーガに籍を置く長谷部の話はニュースでもほとんど取り上げられてなかったような。
で、気になって調べてみたわけです。
FCKSA55さんの採点によれば、カタール戦での長谷部は日本選手中最高の8点。http://kodahima.blog71.fc2.com/blog-entry-1665.html
その中で、長谷部のドイツ・ヴォルフスブルクでの状況について、次のように記されていました。ブンデスリーガの試合をチェックするほどのフリークではない僕にとって、これまで全く知らないことでした。
ヴォルフスブルクでは思うような活躍ができていませんから、長谷部に対して、あまり良くないなぁ、とか、使い難い選手だよなぁ、とか、そういう評価がちらほら聞こえてきていた訳ですが、その選手が活躍できるかどうかというのは、本人のパフォーマンスだけの問題ではなく、周囲の選手の問題も、チームとしての問題も、やはり大きく影響してくる訳ですよね。
ヴォルフスブルクでの、周囲の選手の長谷部に対するスルー率は半端じゃないし、彼に対するリスペクトの無さ、彼を活かそうという意思の無さ、それは半端じゃない訳です。また、前線の選手が守備をしない事でも、長谷部にかかってくる守備負担というのはとても多くなっていて、それで守れない原因を長谷部の責任にされてしまっているところがある訳です。
そうか、そうだったのか、はせべ~。俺は強烈に親近感がわいてきたぞ~。
「その選手が活躍できるかどうかというのは、本人のパフォーマンスだけの問題ではなく、周囲の選手の問題も、チームとしての問題も、やはり大きく影響してくる」……これはプロサッカー選手に限らず、世のサラリーマンにおしなべて当てはまることでしょう?、組織に属するという意味で。
今朝は月曜日ということで、うちの部の会議があったのですが、そこで僕は唖然としたわけです。先週の木・金曜日と東京に出張し、喫緊の課題の解決策について全力で情報収集してきたのですが、その出張中になにやら関係者の会議が開かれ、そこで今後の方針が固められていた。。。
半端ないスルーや~ん(泣)
いや、リスペクトしてくれとは言いません。活かそうとする意志を持ってくれ、とも言いません。しかし、知らない間に固められた方針で進めるプロジェクトについて「責任をお前も負え」といわれても、さすがにそれはちょっと無理。。。。
まあ、とにかく、長谷部がどれだけのポテンシャルを持っているのかというのは、このアジアカップに入ってきてから、攻守において存分に見せ付ける事ができていると思いますので、それをヴォルフスブルクの関係者にはよく見ておいて欲しいと思いますし、また、他の欧州のクラブの関係者にも、よく見ておいて欲しいと思いますね。
FCKSA55さんは長谷部の項をこのように締めくくるのですが、まぁ僕としては自分のおかれた状況との絶望的な落差を見つめるしかないわけです。はたして、僕自身のポテンシャルをいつ存分に見せつけることができるのか。はたまた、僕自身がそもそもそんなポテンシャルを持っているのか。。。
応援してるで!長谷部っ!