首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

アジアカップ優勝!

いやー、芸術的&歴史に残る美しいボレーシュートでした。よく決めた、李忠成

かくいう私、昨夜は11時の中継開始のころには床に就いておりました。芸術的&歴史的ゴールは朝、録画で観ました。…言い訳させてください。今日は久しぶりのゴルフ@ザ・サザンリンクスで、しかも隣の部の部長さんを送迎しなきゃだめだったため、どーしても睡眠を取らねばならなかったのです。それにしても盛り上がったようですね。隣の部長さんは中継を見ていたそうです。ラウンド後ビールを飲んで嬉々として熱戦を語っておられました(--〆)

さて今日のゴルフ。会社のシステム部所属のプロジェクト・マネージャさんたちとのラウンドでした。仕事の場ではなかなか波長があわなくて、今日もどうなることやらと思っていましたが、それは杞憂。とても楽しいラウンドで、うれしい誤算でした。ゴルフは性格が出る、とよくいいますが、ミスショットしたときは特にそうなんですよ。あー、この人たちはホントに心の底から真面目なんだな、というリアクション続出で、仕事でのそれとは違う側面がうかがえて実に愉快でした。向こうのお二人も、僕に対して同じようなことを思われたそうです。仕事の時の印象と違うんだとか。

これがゴルフの面白いところです。他の側面を知ることで、その人そのものの印象が大きく変わる。きっとゴルフに限らず、他のスポーツを一緒にやってもその体験はできるだろうし、スポーツに限らず例えば音楽でバンドセッションをしても感じるところは大きいと思います。

でも、いきなり「今度、卓球しましょう」「柔道、お上手なんですってね。近々お手合わせください」というのはやはりあり得ないわけで。音楽にしても、「週末、ちょっとセッションしましょうか?」というのはあまり聞かない。「モーツァルトの二台のピアノのためのソナタ」を連弾できるほど波長が合えば、きっと仕事も抜群にうまくいくのだろうけれど(苦笑)。

ゴルフはちょうどいいんでしょうね。とことんやる人は打ち込めるし、そこそこでいいやと思う人も楽しめる。パッと4人でグループが組めて、5時間ほど一緒の時間を言葉を交わしながら共に過ごすことができる。僕が半年前、ゴルフを十数年ぶりに再開したのも「沖縄で人と知りあうきっかけとして」というのが動機でした。

ゴルフは人と深い付き合いをするうえで有用だというのは確かだと思います。ただ、うちの会社においては、それがちょっと極端なところがあって、“ゴルフの誘いを断る≒出世する気がない”、と認識されてしまう部分があるようです。実際、「basel3くん、ゴルフはやらないの?ゴルフをやらないと、情報が入ってこないよ。」「僕の同期は○人部長にまで出世したけど、みなゴルフ上手だよ」などなど、再開するまでその手の“ご指導”を相当受けました。

僕も凝り性なので、いったん始めたら徹底的にとりくみました。週末にはレンジに通い詰め、週一回プロのレッスンを受け、ゴルフのお誘いは一切断らず、ギアには金に糸目をつけず。。。。おかげさまで、週明けのオフィスのフロアは「週末のbasel3は何回ラウンドしたか。スコアがいくらだったか」が話題になるほどのご期待を頂ました。スコアが80台前半を記録するころには「basel3は意外に面白いやつだ」「いったんハマらせるとトコトンまでやる怖いやつ」というありがたい(?)ご評価を頂くようになってました。

…で、今日のスコア?ギリギリ100を切れたぐらい、パーが一つもないメロメロゴルフでした。でも、今日はこれまで苦しんでいたドライバーの感じがよくなってきて、気分よかったなー。どなたでも、また近々誘って下さい。