首里に住まう男

沖縄の古都、首里に移り住んだ関西人の表の顔

琉球:西39・東41

今年最初の第4土曜日の会。

朝、ロビーに掲示されているハンデキャップ表に人だかりが。新ハンデが発表されたらしい。どれどれ。

やばい。やっぱり落ちている。仕方ない、この1年はゴルフはお留守だったのだから。シングルには踏みとどまったとはいえ、よし、今日からまた頑張るぞ。

ドライバーは曲がらなくなった。とたんにゴルフの組み立てが楽になった。フェアウェイから2打目が打てるのなら、まずダボは叩かない。寄せワンパーも結構拾える。こりゃ今日はいけるぞ。

西1番から西6番までパーキープのイーブン。最初の2ホール、2メートルほどのパーパットがポンポンと入って波に乗った。4番からはドライバーが絶好調。振り切ることを意識したら距離も出てきた。

ところが西5番で衝撃が走る。8番アイアンを自宅に置き忘れたことが判明。ミドルアイアンはいつもフルショットはせず、スリークオーターで押さえて打つ。7番でハーフショット、もしくは9番でフルショット。8番が欠番となると、このいずれかの手段を取るしかない。

9番を気持ち長めに持ち、フルショット。距離は届いたものの、大きくフックしてグリーン左へこぼれた。ガックリ。ここはなんとかパーを拾ったものの、暗雲が立ち込める。

なぜか。僕はグリーン回りでは8番を駆使するから。ロフトが37度。チップ:ラン=1:2のアプローチは僕の一番失敗のない攻め方なのだ。これが使えないとなると、グリーンを外しだすと相当苦しい。。。

悪い予感は的中。西8番ショートでのチッピングは7番で大きすぎ、西9番ミドルでは9番でショートした。2パットでボギー。結局西は39どまり。

東2番ロング。ドライバーが安定してくると、左右のOBゾーンは怖くない。自信を持ってイメージ通りのフェードが打てた。フェアウェイからの2打目も楽に打てる。残りはピンまで72ヤード。52度のウェッジで力まず打てた球は、ピンそば50センチに落ちてピタリと止まった。よっしゃ、バーディ。

続く東3番左ドッグレッグ。ティショットはど真ん中。距離も出ている。アゲンストで残りピンまで118ヤードの打ち上げ。

キャディさんに「あー、8番アイアン取りに帰りたいわ」と愚痴ってしまった。9番でフルショットした球は、無情にもフック、風にも押されてそのまま左のバンカーにつかまった。脱出は精彩を欠き、グリーンに届かず。ここでも8番を使いたかった。9番でのチッピングはショート。ダブルボギー。今日はここまで。

結局東は41。8番アイアンさえあれば、間違いなく自己ベストだったはず。ああ、僕はバカでした。